住宅ローンについての記述のうち、一般的に正しいものはどれか。
1.申込時の年齢が満20歳以上満71歳未満で、完済時年齢満81歳未満という要件の住宅ローンを、満50歳の人が申し込む場合、返済期間は最長30年までとなる。
2.民間銀行の住宅ローンの団体信用生命保険への加入は、申込者の任意であり、病気等で加入できない場合でも、加入しないことを申込者が了解していれば取り扱いに問題はない。
3.住宅ローン実行後、勤務先の転勤によって家族で転居する場合は、住宅ローンは一括して返済しなければならない。
4.建築確認の認定前であっても、建築確認が下りることを条件に住宅ローン契約を締結することは可能である。
正解:1
一般に住宅ローンの返済期間は、最長35年となっているものが多いのですが、団体信用生命保険への加入年齢の制限などから、誰もが35年まで利用可能というわけではありません。しかも、返済期間は毎月の返済金額にも影響するため、正確に把握した上で検討することが必要です。
民間銀行では、一般的に団体信用生命保険への加入は必須とされています。申込者が了解していても、団信への加入なしでは認められません。
住宅ローンは、本人または親族が居住する住宅のための資金であることが要件とされていますが、ローン実行後やむを得ない理由で居住できなくなった場合に、一括返済を求められることはありません。ただし、銀行へは住所変更を届け出ておく必要はあります。
建築確認が下りる前でも事前審査程度のことは可能ですが、条件付きであっても建築確認なしに住宅ローン契約を締結することは実務上行われていません。
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編集後記から
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10月になってしまって今更という気もしますが、大相撲の秋場所は千秋楽まで楽しませてもらいました。横綱同士の優勝を懸けた対戦は、本割では白鵬の強さが際立ちましたが、優勝決定戦では朝青龍が見事に挽回をして、24回目の優勝を決めました。最後のガッツポ
−ズはいただけませんが、強い朝青龍の復活といったところです。
朝青龍のガッツポーズについて、違和感はなかったとか、外国人だからどうのといった意見もあるようですが、やっぱり大相撲は控え目な態度で強さを表現する美しさがいいと思います。力士には美しくあって欲しいですし、力士の頂点に立つ横綱ならそれはなおさら
です。
ところで、こうした控え目なところは極めて日本的なことと思いがちですが、実はそうでもないのだろうと思います。例えばイギリスが発祥のラグビーでは、トライをしても取り立てて喜びを表現するといったことはありません。これは、トライをした選手の後ろには
チーム全員のサポートがあるのだからという精神の表れです。精神性は相撲とまったく同じではないでしょうが、これはこれでいいものです。
プレッシャーに打ち勝って何かを成し遂げたときにガッツポーズやそのほかの方法で喜びを表現すること自体は、さわやかでいいと思います。野球やサッカーでは日本の選手も派手にやっていますが、それはそれでいいものです。
さわやかにガッツポーズをしたり、観客と一緒に喜ぶ良さもあれば、控え目な中に強さを表わす美意識もあります。どちらがいいといいというものではありません。ただ、多くのスポーツが前者の表現をする中で、相撲や柔道、ラグビーなどは後者で来た伝統があるわけですから、プレーヤーや観客はそれを踏まえてプレーをし観戦するのがマナーなのだろうと思います。
ことさら朝青龍のガッツポーズを非難する必要もないでしょうが、美しい横綱を見たいというファンの気持ちは無視しないでもらいたいと思いますし、できないはずです。九州場所に期待することにしましょう。
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突然、失礼しました。
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